「最近、体重が減らない…」
「頑張ってるのに見た目が変わらない…」
ダイエットやトレーニングをしていると、こんな風に感じるわゆる“停滞期”が必ずやってきます。
私は、この“結果が出ない時期”こそ、習慣化にとって大切な時期だと思っています。
停滞の背景には、自分では気づかない“習慣”があることも
ある30代の女性のお客様は、以前は順調に減量できていたのに、ある時からなかなか変化が見られなくなりました。
特に大きな生活の変化もなかったように見えたので、ライフスタイルや食事についてお話を伺ってみると…
「通勤中に、毎日お菓子をつまんでしまっている」ことが日課になっていました。
ご本人も無意識のうちにやっていたことで、「言われてみて、初めて気づいた」とおっしゃっていました。
お菓子を食べていたことが全ての原因かはわかりませんが、そこから意識的に以前体重が落ちていた時期の食事を思い返し、再び体重が減少し始めました。
“気づくこと”が、停滞を抜け出すきっかけになる。
これはダイエットが停滞してしまっているお客様でよくある事です。
停滞=失敗ではない
結果が止まったように見える時期も、実は**「変化が定着し始めている証拠」**です。
体重や体型が変わっていないように感じても、
・食事のリズムが整ってきた
・運動が当たり前になってきた
・運動やダイエットを始める前の生活や体重に戻らなくなっている
…など、見えない変化は確実に起きています。
だから私は停滞期が来ても、こうお伝えしています。
「停滞期は誰にでも来るので、今は現状の体重や体型の維持に努めましょう。ここで多くの方は辞めてしまい、始める前の体型に戻ってしまうのです。」とお伝えしています。
停滞期は“習慣を踏み固める時間”
多くの人が、停滞期に入ると「もう意味がないのかな」と不安になり、そこでやめてしまいます。
でも実は、**停滞期はこれまで築いた習慣を“より強く、確かなものにする時期”**だと思っています。
焦らず、今までやってきたことを淡々と続けていく。
それだけで、次の変化をする準備が整っていきます。
最後に——
変わらない時期は、決して無駄ではありません。
むしろそこをどう乗り越えるかで、その後の成果の大きさが決まるとも言えるのかもしれません。
変わらない日が続いても大丈夫です。
あなたが今積み重ねているものは、確実に次のステージにつながっています。
だからこそ——
「今できていることを、もう少しだけ続けてみる」
それだけでも、きっと前に進んでいます。
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