「毎日運動しているのに、体重が全然減らない…」
そんなふうに感じていませんか?
実はこの悩み、トレーニングを始めた多くの人が一度はぶつかる壁です。
ですが、安心してください。
それはあなたの努力が足りないからではありません。
運動だけではカバーしきれない“カロリーの壁”
ダイエットを目的とするなら、運動も大切ですが、
やはり一番影響が大きいのは**「食事内容」**です。
たとえばショートケーキ1個(約350kcal)を食べた場合、
ウォーキングでその分を消費するには約2時間以上かかるとされています。
つまり、運動だけで食べた分をなかったことにするのは、思っている以上に大変です。
とはいえ、食事を一気に変えるのは難しい
「やっぱり食事か…でもいきなり変えるのは無理…」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは“できそうなことを1つか2つだけ”選んでみる。
そしてそれを「チャレンジ」として試してみること。
合わなければ元に戻してもOK。
この“柔軟さ”が、継続のポイントになります。
自分の食事、ちゃんと覚えていますか?
「運動してるのに痩せない…」と感じたとき、
まず見直してほしいのが“日々の食事の内容”です。
といっても、いきなり完璧な食事管理を始める必要はありません。
まずは、自分にこう聞いてみてください。
-
「最近の食事、どうだったかな?」
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「昨日の朝・昼・晩、何を食べたっけ?」
実は、痩せない原因のヒントは“無意識に続けている食習慣”にあることが多いんです。
まずはそこに気づくことが、改善の第一歩になります。
運動の本当の意味を思い出してほしい
体重が減らないと、「頑張ってるのに…」と落ち込みたくなる気持ちもわかります。
でも、ここで大切にしてほしいのは、こんな視点です。
「たとえ1kgも痩せなくても、運動はした方がいい。」
たとえば、全く運動せずに薬で10kg痩せた人60㎏の人と、
始めてから1kgしか痩せていないけど毎日30分ウォーキングしている70kgの人。
どちらの方が健康的だと思いますか?私は後者だと思います。
運動の本当の役割は、
痩せるための“土台をつくること”
**太りにくい身体をキープするための“備え”**です。
数字には出ないけど、ちゃんと意味のある行動なんです。
最後に——
「痩せない=失敗」ではありません。
数字に表れなくても、習慣が変わってきている時点で大きな進歩です。
もし今、運動してるのに痩せないな…と悩んでいる方がいたら、
・少しだけ食事を見直す
・自分の習慣を振り返ってみる
・運動の意義を再確認する
そんな“小さな一歩”からで十分です。
がんばりすぎなくてOK。
ゆるく、でも確実に、自分を変えていきましょう。
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